エサレンボディワークでは「触れる」という行為を何より大切にし、

からだの繊細な働きや心とのつながりを感じられるように、
じっくりと全体を包むように触れていきます

「タッチの質」はセッション全体にも大きく影響し、

お客様自身の心や身体に対する「気づき」を促し、

その後の心身に起こる変容に大きな違いをもたらします。



―エサレンボディワークが生まれた土壌
エサレン®ボディワークはアメリカカリフォルニア州ビッグーサーのエサレン研究所で生まれました。
 太平洋の雄大な自然に囲まれ、温泉が湧き出るその場所では、人間の可能性を探求する体験型のワークショップが多数開催され、毎年世界中からたくさんの人が訪れています。
哲学、心理学、ヨガ、瞑想、ダンス、アート、太極拳などさまざまな分野に広がります。
ボディワークもその中のひとつです。
 
エサレン®マッサージは多くの世界的なボディワーカー達によって独自の自由でユニークなスタイルが出来上がり、今も進化し続けています。

―どんな事をするの?
 
スウェーディッシュマッサージをベースにし、ゆったりとした寄せては返す波のようなリズムで、足先から頭の先までひとつなぎで全身を包み込むロングストロークが特徴です。
そして、優しいゆらしのロッキング、
無理のないタイ式マッサージのようなストレッチ、深層筋肉へのディープワーク、指圧など…身体の構造を理解したアプローチ、多彩なテクニックを用います。
さらにはエネルギーワークやゲシュタルト療法など心理学が融合したとてもユニークで自由なマッサージです。
 

一般的なオイルトリートメントと何が違うの?


エサレン®マッサージは心と身体を全体として見るホリスティックな考えで、

身体を機械の部品のようにパーツごとに扱うのではなく、

心や魂も一緒になった全体の『からだ』として触れていきます。

 

「早くではなく、ゆっくり」
「強くではなく、深く」
「今ここの気づきを持って、あるがままを受け入れ、全体をつなげる」
 
この「身体」に対するホリスティック(全体的)な意識は一般的なオイルトリートメントと異なる点です。
 
身体の状態に常に寄り添う事で受ける側は深くリラックスでき、ゆっくりと自分自身の身体に意識を向けることができ、
内側のあるがままの自分への気付きがおとずれます。
 
プラクティショナーは良い悪いの判断をせず、探求するという気持ちで受け手の呼吸や身体の状態を観察し、
自然に起こる気づきのプロセスに寄り添っていきます。
 
 プラクティショナー自身も常に自分を観察し、フラットでオープンな状態でセッションに臨みます。
 
受ける側とプラクティショナー両者が共につながりを感じながら、心身の緊張を解放することが、身体の叡智に触れる瞬間をもたらしてくれます。
    
 


注:エサレンマッサージは治療を目的とする医療行為ではなく、リラクゼーションを促し、身体感覚の気付きと心身の統合、そして自然治癒力を高めるためのワークです。

エサレン研究所について

エサレン研究所はアメリカカリフォルニア州のビッグサーの地で人間の潜在的可能性を探求・実践する滞在型宿泊施設として1962年に誕生しました。


きっかけはスタンフォード大学の卒業生同士だったリチャード・プライスとマイケルマーフィが出会ったことに始まります。

当時のアメリカはジョンFケネディが大統領に選出され、新たな時代の幕開けを感じさせるエネルギーが溢れていました。そうした時代の中でイギリス人作家オルダス・ハックスレーがカリフォルニアの各地の大学で講演を行いました。そのテーマは「人間の潜在的可能性」についてのものでした。
この講演に感銘を受けたリチャード・プライスはマイケル・マーフィと共にマーフィの家族の所有地であったビッグサー温泉にセミナーセンターを設立することを志し、ひいてはヒューマンポテンシャルムーブメント(人間の潜在的能力開発運動)を生み出すきっかけとなりました。
 
そして、その地に暮らしていたネイティブ・アメリカンの部族の名前から「エサレン研究所」と命名されました。
2人はすぐに各地から著名な先駆者達を招待し、セミナーを開催しました。徐々に動きは広がり、多くの哲学者や文学者、心理療法家、身体技法研究家、アーティストが訪れ、あらゆる角度から人間の可能性を探る試みが展開されました。この体験中心のワークショップはエサレン研究所の大きな特徴となりました。
 
ゲシュタルト療法の創始者、フリッツパールズ、人間性心理学とトランスパーソナル心理学の創始者であるアブラハム・マズロー、センサリー・アウェアネスのシャーロット・セルバー、ロルフィングのアイダ・ロルフ、フェルデンクライスのモーシェ・フェルデンクライス、トレガーワークのミルトン・トレガーなど各種ボディワークの創始者たちが相次いで滞在し、さまざまな実験的・体験的ワークショップが繰り広げられようになりました。
この時代の西海岸では東洋的な心身一如の考えが広がっており、それはエサレン研究所の基本的な思想となり、瞑想や禅、太極拳、合気道などの研究者達も研究所に滞在し、互いに意見交換をしました。
そうしてエサレン研究所を通して新しい心理療法やボディワークなどの手法や理論が全米へ、そして世界中に紹介されていきました。
 
現在も哲学・心理学・ヨガ・音楽・アートなど年間500種類ものワークショップセミナーが開催され、非営利の教育センターとして知られており、毎年何万人もの人が訪れています。
研究所があるビッグサーは眼前に太平洋が広がる風光明媚な場所でアメリカでは珍しく温泉が湧いています。滞在者達は海を眺めながら温泉に入ったり、思い思いに交流を深めながら、短期から長期の滞在を楽しんでいます。