仙骨の宇宙

今日は久しぶりに踊り(舞踏)の稽古に参加するために高砂まで行ってきた。
朝から風が強くて、とても寒かった。
一年に一回着るか着ないの分厚いダウンコートを着て正解だった。

いつもの三人のメンバーでの稽古。
流れもいつものように、
リラックスしてお喋りしながら、

ストレッチ

ヨガ(わたしには少しハード目)

ゆらぎ瞑想

今日の体の中のホットポイントを
見つける。

それを風景に転換する。
イメージの展開

ナチュラルウォーク(歩く瞑想)

空間とコンタクトしながらのナチュラルウォーク

じゃんけんして、
今日の3分間の即興の踊りの順番を決める

2番目に踊る

感想や気づきをコメントしあう。

終了

いつもこのような感じで2時間ほどで終わるので、
稽古にしては短いのではと思われそうだけど、
これぐらいが心地よい。

今日のわたしのホットポイントは仙骨だった。
仙骨、腸骨周りはくっついて連動していて、
固まりやすく、今日は少し違和感があったので、
そこに意識が向かったのだと思う。

仙骨は不思議な箇所だと思う。
そこに手を当てると微細な振動を感じることができるし、
頭の働きが弱まって、
瞑想感覚に入りやすい。

大げさに言うと、
仙骨に触れると意識がとても拡大されて、
宇宙的なつながりを感じるように思う。

即興の踊りも今日は仙骨、骨盤周りの
中からの広がりを感じながら、
動いてみた。
集中はしているけれど、
入り込みすぎないように、
ニュートラルに戻りつつ。
自分がどんな動きになっているか、
私自身はよくわからないけれど、
中からじわじわと回転するような
動きが出てきた。

動きの中心の場所という感じ。
そこから波が徐々に全身に伝わっていくような
感覚。
どんな小さな動きも、
例えば手だけを使えばできる作業も、
この骨盤の中心から生まれる動きからの繋がりがあれば、 
その動きや表現の質が
変わってくるのではないかと思った。

言うは易く行うは難し。
ではあるけれど。。

3分間はあっという間。
でも、普段の日常に広がる世界を超えた
別の世界につながれる時間は
とても貴重なひと時だと思う。

小さな気づきの積み重ね。
一瞬一瞬何を感じ、
何を思い、どう動くのか。

地道な道はこれからも続く…。