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ニト5年目のご挨拶

今日2月10日は旧暦のお正月で、

とてもおめでたい日に言うのもなんですが…


今日はnyt(ニト) の4回目の記念日になります。

まる4年過ぎて、前のサロンからいれると

6年すぎて、エサレンをはじめてから12年ぐらい

になるのかと思うと、年月が経っていることに

あらためてびっくりします。


今のサロンの大家さんが

2月10日はニトの日やね。と冗談半分のように

決めてくださって、前からずっと古本を入れ替えて

くれるトキドキ書房という友人が、

毎年かわいくPOPを作ってくれます。


自分でもこんな人間だとは知らずに、

独立してほんとに牛よりも

遅い歩みで、寝てるんちゃうか。

と言われそうですが、

ほそ~い虫の息でなんとか続けられてこられました。

変わらずに来てくださる方や

支えてくれる友人やせんぶのつながりに

あらためて感謝の思いが溢れます。

いつもありがとうございます。


エサレンに出会って、こんなに自分を

大事にしていいボディワークがあることに

感動し、学びはじめたのがついこないだの

ようですが、自分でやりはじめてからも

途中ではいろいろ、

素敵なエサレンのアイデアと

自分の現実との間でもがく期間もありました。


「Massage to」 ではなく「Massage with」

一方的なマッサージではなく共にあるマッサージ。

それまで、温泉旅館のスパで身体を酷使しながら、

ぐいぐいと強圧のマッサージをしていたわたしにとってはとても惹かれるアイデアで、

学びの時間は喜びに満ちていました。


ただ、それが何年かたってきたときに、

どうしてもやっぱり「Massage to」

になっている自分にハッと気づいて、

とことんがっかりした時期がありました。 


もちろん前のように無理してがんばるのでは

ないけれど、なんとか良くしたい。

満足してもらいたい。

少しでも楽になってもらいたい。

というわたしの小さい自我が出てきて、


自然そのものである身体や生命の全体性に

抵抗して、自分の中で身体や周りとの分離した

意識がつよくなってしまったのだと思います。


そこからオステオパシー・バイオダイナミクスを学びはじめ、一度ぜんぶ自分の意図を

手放す静かな触れ方にかたむいていきました。


技術的なことがあまり成長していないのは

そのあたりからなんですが(笑)

ただ、じっとして耳を傾ける時間は

わたしにとっては相手の方と共にいられて

つながりを感じられる大事なWithのセッションになっていきました。


まぁ、それも独りよがりでマッサージを

受けに来られた方からすれば、

ちゃんとマッサージしてくれよ。

と思われた方も多いと思いますが。。


それから6年ぐらいたって、

今もこの自我によってわたしは生きていて、

それによってたくさんの関係性や

社会での体験もできていることに変わりは

ありません。

しょうもないことであいかわらず悩みます。


だけど、少しづつお互いに自我はごく一部だよなぁ。という感覚が実感として沸いてくる

ようになり、

生命はいつもそのとき一番必要な状態で、

身体をサポートしてくれてるのだと、

と信頼できるようになってきました。


そして、

はじめはじーっとしている静けさの中だけで

感じられた生命の微細な感覚は

「今ここ」で

動きのなかにも、 

どんな手技のなかにも、

日常生活のなかにも少しづつ

広がってきているように思います。


今はエサレンや他のボディワークでも

相手とのつながりや一体感を感じながら、 

喜びを持ってセッションできる瞬間が

戻ってきました。

それがもし相手の方と共鳴して、

自然とこころとからだがゆるみ、

少しづつ可能性が広がっていく体験になれば

ほんとに嬉しいなぁと思います。


新たにウータイオステオダンスの学びを

はじめたり、

いろんなことを少しづつ深め、

まだまだ学びの途中ですが、

お互いに楽しみながら、

ときには苦しみや葛藤も乗り越えながら、

一期一会のセッションができれば

ありがたき幸せです。


ちょっとご挨拶しようと思ったら、

長くなってしまいました。

最後まで

目を通してくださって

ほんとにありがとうございました。

また、5年目のニトもよろしくお願いします。


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#セッションで表現を

#ニト4周年

#ありがとうございます

#これからも 

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